BALI島 一人旅

何故、バリ島なのか?

面白いダイビングが出来るのか?

透明度はどうか?

一人で行って面白いか?

地震があったばかりで大丈夫か?

テロは?

長い飛行時間は・・・・タバコ・・・?

マンタ・マンボウに会えるのか?

いろいろ問題はあったのだが、6月2日からバリ島に行くことになった。

 

Prologue
バリ島は「ダイビングを始めた〜」にも書いた様に、
私がダイビングを始めたいと思った、思い出の地である。
また、2002年10月のテロでショップ(T‘s Area)のツアーが
バリ島からサイパンに変更になった。
赤道を越える、7時間の旅、フィリピンからまだ3時間・・・。
ダイビングショプは沢山ある。日本人対象もかなりある。ネットで調べる。
行きたいポイントはヌサペニダ・マンタポイント。
4名から。2名から。ボートの運行が分からない。メールをしてみる。

行ける日に合わせて旅の日程を決めよう。
4日・5日とヌサペニダに行きますとのメール。レスポンスもGood。
ここに決めたPapas Dive Center
の様な訳で、潜酔士の6月2日出発、バリ島ダイビング旅行が決定したのであった。

 6月2日(初日)
いつもより少し遅め(フィリピン)に三宮から空港リムジンに乗る。
8時過ぎ関空着。今回はツアーなので、中央のツアーカウンターで航空券を貰う。
ガルダインドネシア航空(以後G・A)は一番端のAである。少し待つ。
G・Aはダイビング器材20Kgまで無料でOK。大変助かる。Goodである。

いつもの様に、3Fのそじ坊でそばを食べる。
ショップのお土産、雑誌を買い、イミグレーションを通ってラウンジへ。
少し出発ゲートから離れているがタバコが吸えるANAのラウウジへ行く。
どちらが良いか聞いてくれる、Goodである。ロシュ・リーフの時に使った所であった。
アナウンスを聞いて搭乗。定刻10前にドアーが閉まった。
地震の影響か、時期的なものか、ビジネス30%・エコノミー50%ぐらいの乗客であった。
あまり乗客が減ると、また便数が・・・・・・・心配になってくる。
機種はエアーバス300、いつも乗るのと同じ、席は3B。古い機材である。
早く新しいのにと思うのだが、ビジネス+\45000は捨てがたい
(成田は新機材+も高い・物は考え様)
しかしGAは昔(わずか4・5年前)くらべサービスが悪くなっている。
競争相手もあるのだから・・・。

食事も平均。日本人のCA乗って居ないみたい。
アナウンスが聞き取りにくい。でも、南国の雰囲気はある。
食事をして、映画を見て、寝たら後2時間になっていた。
しかし、ここからが長い・・・・。
赤道を越えた、ボルネオ島の東側を南南西へと進む、あと少しだ。
バリ島の上空を通過中に雲の上に頭を出している山を見た。
カメラを出そうと考えたがめんどうなので止めた(悔やまれる)。
神が宿る山らしいと後で聞いた。
富士山とはまた違った感じの山であった。
何事もなく無事デンパサールに着陸。

ビザの心配をしていたが、
パスポート・ビザ申請用紙・$10を、ビザブースに出したら問題なしであった。
大きなVISAの用紙がパスポートに貼られるので1ページか完全に無くなる。
私もこの調子であれば、パスポートの期限までもたない。
増補を考えなければ。うるさいポーターを無視して、自分でカートを確保、税関へ、OK。
外に出る前の税関の前はマネーチェンジの窓口がたくさんあった。
何処もレートは同じであった。\10000がRp800000であった。
街ではだいたい810000〜820000であった。
あまりレートの良い所は要注意です。

外に出る、直ぐに迎えの人発見。
日本語ガイド+ドライバー計2人にワゴン車。貸切。
30分でサヌール、グリヤ・サントリアンに到着。
このホテルに決めたのは、ダイビングのボート(ヌサ・ペニダ)がサヌールから出る。
テロの心配無い。ホテルから歩いて街の散策が出来る。
日本人があまり居ない(滞在中・日本人に会わなかった)。
料金が妥当などである。

部屋に入り、ダイビングの用意。着替えて、街の散策。
暗くなって来たので、水・タバコ・ビールを買って帰る。
これがなんと、水(500cc2本1L1本)、ラッキーストライク2箱、
カンビール2缶でRp40000でお釣りがきた!!??
食事はホテルで、3連泊したら1食ディナーが付いてくる。
シングルチャージを払っているのだから、2回に分けてくれ・・NO!
ならば、2人分持ってきて、・・・・OK、2回OK!!やった!!

前菜・メイン・デザート・コーヒーのコースです。
肉・魚が選べます。Good!

ビール(ビンタン)を飲んで、ワインを飲んで、バンドを聞いて、
波の音を聞いて、満天の星を眺めて、明日からのダイビングに思いを馳せて、
あぁ〜南の島だぁ〜と感じながら、
潜酔士・バリ島一人旅の初日は更けていきました。

 

6月3日(2日目)

さぁ〜!今日からダイビングだぁ〜!気合を入れていこう!!
6時前起床、外はまだ暗い。6時になったのでカメラをもってビーチへ、
ホテルの人しか居ない、Good Morninng 挨拶が自然で心地よい。
まだ、朝日が出ていない、犬がたくさんいる。何故か犬が寄ってくる
、昨夜も私の周りにたくさんの犬が集まり、犬嫌いの人がパニックになったぐらいだ。

シャワーも浴びたのに、匂いが残っているのかなぁ〜??
どこの国に行っても犬が臭いを嗅ぎにはくるのだが、バリの犬達は特別だ。

8時前にロビー?に行く。ダイビング?と皆に声を掛けられる。
カメラが珍しそうで質問攻めに会う。

なかなかうまく答えられない、英語の勉強も・・・・と、思った。
値段を聞かれ答えたら、OH MY GOD と言ったオージーがいた。

8時前に、Papas Dive Centerの上田さんが迎えに来た。
ドライバー・ガイド・上田さんの3人である。客は私一人だけ。
少し緊張?ポイントはメールで連絡があったバタンバイ、
車で約1時間。飛ばすがドライバーの腕は確か!
が、しかし、バイクの数が半端じゃない、ここは中国かと思うほどである。

フィリピンのアロナみたいな雰囲気のビーチであった。
端のほうでは大きなフェリーも出入りする、湾になっている。
ビーチにあるレストランで書類(免責同意書、・・・)を書き、
ボートに乗り込む。なんと、両サイドにアウトリガーが付いた
フィリピンのバンカーボートみたいではあるが、
横幅がわずか60〜70cmしかありません。ポイントまで約5分。

1本目、ドロップオフ。結構流れがあります。水面でBCを着ます。
水温28度、快適なドリフトダイブ。オオモンイザリウオ・ハダカハオコゼ・・・・・。

小さなボートの上で水面休憩、1時間。

2本目、ブルーラグーン。5分ぐらいしたら目の前が変わった、
一瞬に水を感じないぐらいの透明度になった。
30Mは充分ある、が、水温が・・・・21度まで下がった、
3mmのウエット(ラッシュガードなし)・裸足でフルフットでは寒かった。
マンボウが上がって来ないかなと期待したが・・・・であった。
小物ばかりであった。ビーチに戻り、シャワーを浴び、
先ほどのレストランで昼食(ダイビング代に含)、
バリ風卵焼きごはん(芙蓉蟹もどき)を食べた。ビンタン大2本であった。
午後のダイビングは無し。明日も明後日も毎日2本づつであるらしい、
少し残念。

ホテルに帰って、サンオイルを持ってビーチへ。
ビールを飲んだり、飲んだりでゆっくり昼寝タイム。

日も沈みかけたので、シャワーを浴びて、ベモに乗ってサヌールの探索に出かけた。
バリハイアットの向こうまで。帰りは歩いて、
途中カフェに寄ったりしながらお土産探し。
本当に良い雰囲気な街である。
ホテルの入口の所に、レゲイバーがあった。
客は居なかった、後で行こう。一杯呑みに。

昨日の作戦成功で今日もホテルのレストランで食事。SURF&TURF。
波と芝。サケ&ビーフであった。
なかなか良いネーミングである。味は??

ビール・ワインを飲んでくつろいでいる時、悪い考えが・・・・・。
何処かに飲みに行こう(悪魔の囁き)!!
そうです、あのレゲイバーを思い出したのです。

入ってみるとロックをやっていた。Good!
店の外にビーチで声を掛けてきたバリ人の男達が居た。
一緒に飲もうと誘う。友達もいいか?OK。だんだん人数が増えてきたが
、もう完全に酔っ払いモードになっている潜酔士は、
OK!OK!乾杯!乾杯!の連発であった。訳の分からない、
オージー夫婦、親子までもが紛れ込んでいた。

全員の飲み代を払ってもRp500000でOKであった。
ふらふらしながら部屋まで送ってもらって、
暴睡!

6月4日(3日目)
「昼寝したせいか早く(AM4時頃)目が覚めて、
寝られず困った。一日中時差ぼけの様な状態であった。」

今日は目的のヌサ・ペニダ(ヌサ=島)のマンタポイントだ。
ハイアットホテルの先を左へビーチに出る。

ボートがたくさん泊まっている。Papasのボートもあるがかなり向こうだ、

小さなボートに乗り人間が押して沖のスピードボートまで行く。
器材は既にセットされてある。
ポイントまで1時間ぐらいかかるのに、ガイド・上田さんはウエットを着ている、
暑くはないのか?上田さん、ウエットを腰まで着て下さい、
ポイントはかなりうねりがあります。酔う人がかなりいますので・・。
ゲストはもう一人横浜から来た女性。

3歳の子供がいる、ご主人が子守みたいだ。
200馬力の船外機が2発、スピードはかなり出る。
縦揺れ、パンパンとよく跳ねる。
途中で2度ほどエンジン不調で止まったが、何とかマンタポイントに到着。
既にボートが何隻も・・・期待に・・・・である。
ゲスト一人にガイド一人のダイビング。

私は上田さんチーム。たいしたうねりも無くエントリー。
すぐにマンタ登場、右にも左にもいる。悠々と泳いでいる。やはり透明度が・・・・15M。

根待ちするも通り過ぎる、泳いでは根待ちの繰り返し。
しかし、十数回マンタに出会った。
個体数は5〜7枚(ガイド談)
、多い時は根の上に10枚以上のマンタが
50分のダイビング中ずぅ〜と見られるらしい(上田さん談)。
マンタはいつ見ても良いなぁ〜〜!!
何でここが、このポイントが、バリ島がダイビングで光を浴びないのか?
マンボウも出るのに(季節の制限あり)・・・・・・である。

二本目、移動してポイントはクリスタルベイ。
湾内に根の大きなのが海面に出ている様な感じ。
一見静かなポイントに見えるが、流れも有り、ここがあのマンボウのポイント。
透明度も良さそう、GO!

ここでも水温が21度ぐらいまでさがり期待したが・・・、
ハタタテが出てきて・・・・・であった。

女性は船酔いに苦しんでいるみたいであった、
酔止めのくすりはと聞くことぐらいしか出来ず・・・・・・。

ビーチの戻り、ログ付け、昼食(ナシゴレン)ビンタン大2本。
ホテルに帰って、またビーチでビール・昼寝。もう、最高!!

昨夜一緒に飲んだバリ人とビーチで話。
Rp200000でクタ往復+ガイド、夕食+「飲み代(レゲイバー)こちらの奢り」で話がつき、
PM6時にロビーに迎えに来て貰う。
クタで少し買い物(最終日にまた来るつもり・値段調べ)
、ビールを少し、日本食の夕食。
サヌールに帰りまた昨日のバーで馬鹿騒ぎ!  
当然、暴睡!

6月5日(4日目)

今日もヌサペニダ。マンタポイントかと思ったが違っていた。
若いアベックが加わった、計4人のゲスト、ガイドは3人なんと贅沢なダイビングだ(*^^*)

ポイントは、SD。
綺麗なサンゴのなだらかなスロープ沿いを流す(流される)
楽しい・少しスリリングなダイビングだ。
エントリーしたらカメラのスッチが入らない、入れても駄目だ。如何したの?・・・・・・・・

水没では無い、・・・・あっ!もしかして、電池入れ忘れ??
こんな時に、イソマグロが悠々と泳いでいるは、
イセエビもいるは・・・・・とほほ・・・・であった。

2本目はサナケン。
ほぼ1本目と同じ様な感じのポイント。
流され・流れながら、根の裏で休みながらスズメダイの群れを楽しんだダイビングであった。

サヌールに帰りログ付け、昼食、ビールの後、
ショップの方に寄らせていただいた。
マンボウのショップのT−シャツを買った。なかなか気に入った。

ホテルに帰り、ビーチで昼寝。
夜は歩いて和食(桜島)に行った。
客はもう一人、日本人・香川から来た人(絵の仕事?)、
桜スペッシャルを頼む、結構イケル。ビール大2本。
となりのツアー会社から女の人が来て少し話。事務所に誘われる、
焼酎の水割りを持ってお邪魔する。
色々楽しい話を聞かせて頂いた。
次回の参考に大いになった。耳寄りな話も聞けた。
あの、コモドドラゴンがバリで見れるらしい・・・。行こう!

場所は?ウブドに行く途中、バードパークの隣。
オーナーさん(ダイビング・ショップもやっている)も参加で盛り上がった
(飲んでいるのは潜酔士一人だけ)芋焼酎もご馳走になり、
大満足でぷらぷら歩いてホテルまで帰った。
バーに誘われたが、後で・・・、
ホテルのバーで波の音を聞きながらワイン。
心地よい疲れと・酔いで部屋に帰り、
暴睡!

 

6月6日(5日目)
AM9時に迎え(クタに行った同じ車)。
地図を見せ、バードパークの隣と説明して出発。
やはり、着いた所はBALI ZOO であった。
ここだと言い張る、困ったものだ。場所が違う事をまた説明

バードパークへ行ってくれ、行けばわかるから。
遠回りしてやっと到着。
BALI人(解かった・大丈夫・自信ある)から何度同じ言葉を聞いたことか、
4年前を忘れていた。悪気がないのが救いではあるが。
コモドドラゴン・イグアナ・・・の写真を撮ってバードパークにも行った。


結構入場料が高いRp100000ぐらいだった。
スミニャックにあるDOG・TAIL(ペットグッツ店)に行き、お土産を買う。
あと街をプラプラ。ラーメンを食べてホテルに帰る。
近くのスーパーで少し買い物。
PM2時。ホテルのチェックアウトはPM6時。
スーツケースに荷物をパック。ビーチで昼寝・少しビール。

PM7時15分、迎えの車が来る、同じガイドさんだ。
ストレートに空港に行く人はPM9時ピックアップ。
私はすることが無いのでDFSに行くことにしてこの時間になった。
夕食(ラーメン・やきめし・やきそばから選ぶ)が付いています。
8時半ごろまでうろうろ、少し買い物。9時に空港。
ほとんど人が居らずスムーズにチェックイン。
イミグレーションを通りラウウンジへ、メチャメチャ眠たい。
あと少しの我慢。疲れを取る為に肩と足裏マサージをしてもらう。
気持ち言い、最高!
こんな良いものだったらマニラの空港でも
してもらっていたらよかったのにと思った。

デンパサールの空港は面白い、いろいろな物が売っている。
ここだけでお土産OKなぐらいだ。
定刻30分前に搭乗いきより乗客は少ない
。ほとんど寝てばかりで、起こされてあと1時間で関空。
帰って直ぐに仕事だぁ〜!

マンボウが見たかったぞぉ〜!!