ロッシュリーフ
2005.11.1〜6

年に一度?のT‘s,海外・BIGツアーの月は11月です。
潜酔士は、11月のツアーを一番大切に考えています。
昨年は、MALDIVES。一昨年は、SIPADAN・MABUL。
3年前は
テロの影響で、BALIからSAIPANに変更。

宮古島ツアーの前から、今年は何処、もう決まりました?
と、そればかり気になって、いました。

PALAUか!直行便で楽、だからいきましょう!(11月飛ばずで、残念)
パプア・ニュウギニア(行ったこと無い、行きたい!)
シパダン・マブール(コタキナバル、関空からの直行便がある)
など、候補地はたくさん出ていました。

たい、何処だ!

私のダイビングの日程は、T‘sのツアーが中心に回っているのだから、
早く決めてくれ!

宮古島で、11月行きます?と皆に聞いて回りました。
行きたいけど・・・・・?が、一番多い・・・・・?

今年は、20日(日)と23(木)が休みだ。毎年、このあたり。
しかし、ツアー、常連の女性2人が、23日が、出社日に当たっている、
行きたいけど、日程が・・・?と、言っていました。

PALAU,12月は、9日。1月は5日から関空直行便。
9月28日?T‘s山川さんから、TEL。
11月のツアーが決まりました。行き先は、ロッシュリーフです。
前に行った、シパダン・マブールの近くです。
一周5分ぐらいの、ほんと小さな島です。
ですが、日程が、ですね、11月1日(火)からなんですよ。
あぁ〜そうか。女性2人が、23日だめで、直行便が火曜日しかだめで、
この日程になりました。
行きますか? 行ってもらえます?即答したかった。

行き先に文句があろうはずはない。(特に行ったことが無いところ)
ただ、日程が。11月20日頃からと考えていたので・・・。
10月に、SAIPANか、Philippinesにでも行こうかと勝手に考えていたのですが。 
10月のダイビングがなくなる!!!

外国なので、キャンセルの問題もありますので、申し訳ないですが、
10月6日までに返事をお願いします。
多分OKです。日程調整と、家族・仕事場の許可をもらわなければ。
結局、やっぱり、行きます。お願いいたします。楽しみにしています。
と、答えた、潜酔士でありました。

ところで、どんな何処?! たしか、ダイビング・ワールドで見た記憶がある。
 調べよう。本・雑誌・インターネット・・・・・・・・・・。

本当に何も無い所。食べる物はマレー風中華料理で、美味しいとあるが?
 何か持って行かなければ。まずはお酒(焼酎・芋・麦)。つぎにカップ麺。梅干・・・・・・・。

風邪がなかなか治らない〜困った・困った・・。

11月1日、いよいよロシュリーフに出発の日が来たぁ〜。
いつもの様に、三ノ宮の関空行きバス停で集合!いざ関空へ!
遅刻の人も無く、我らがT‘sメンバーは元気にMH051便に乗り込みました。
 AM11:30発〜PM16:00コタキナバル着。時差1時間。
計5時間30分の空の旅であった。
2003年11月のS.W.V.(マブール島)の時は、
クアラルンプール経由コタキナバルであって、
大変疲れた(もう遠い所はイヤ!)空の旅だった。
快適、ビジネスはシートがほぼ180度、
キャビンアテンダントもGOOD!
コタキナバルの空港で入国審査?これがまた笑います。
国際線からの入国も、クアラルンプールからも同じブースで行います。
パスポートと書類を出してスタンプをもらいます。そしてUターン。 
どうも東南アジアの国の入国審査は?といつも思います。

少し待って、国内線でタワウへ、40分。
機内預け荷物は関空〜タワウまでスルーであった、楽である。
荷物を取って、迎えの車に2台に分乗。
前回とは反対方向へ、タワウの町へ向かう。
30〜40分、結構飛ばします。
今日泊まるホテルに到着。
まだノーアルコール状態の潜酔士は、
ビール・ビールと皆を急かしていました。
ビュフェスタイルの夕食、遅かったのであまり良いものは残っていなかったが、
Tigerビールがあるので、

満足・満足! 飲み足らないので、BARは?と聞いたら、外です。
しかたがないので部屋で、師匠とまるちゃんと3人でオールド・パーで小宴会! 
シャワーを浴びて熟睡。


2日目、目覚め快調? ホテルで朝食。ホテルの車で港まで、3分。
早く着きすぎたので、ボートの用意が出来ていないので、
タワウヨットクラブで待つ。雨がポツポツいやな予感?30分〜45分。

何の知らせも無い。1時間、ボートの調子が悪いので、代わりのボートを呼んでいます、
少し待って下さい。  早く! 30分何も無し。ボートが来た見たい、でも、何かおかしい?
長い桟橋の先まで見に行く、エンジントラブル、今エンジニアを呼んでいる、
少し待って。30分、エンジニア?どう見てもただのおっちゃん?
それも手ぶら。スピードボートのエンジンを開けて何やらこちょこちょ。
工具を取りに車まで。何で、工具箱を持ってこない。ゆっくり歩いて帰ってきました。
いやぁ〜、ホントビックリ!!手に持っていたものはドライバー1本。
でも、直しました、えらい! 

でも、だいぶ心配。
ガソリンに水が混じっているみたい、スピードボートの船外機はただ1個。

途中で止まったら〜どうするの?
エンジニア、あんたも一緒にボートに乗りなさい?
なんだかんだあって、出発!
スピードボートで1時間ぐらいかかると聞いていた。
が、水の色は大変悪く、ゴミもいっぱい?
きれいな海になるのだろうか?心配!心配!・・・・
それより、だいぶ心配が現実になりました。
ボートが止まったのです。わずか10分で。水を抜いてまた出発。
このまま行ってくれ、思いきや計3回も止まりロシュリーフに着いたのは午後になっていました。

やれやれ、さぁ〜ダイビングだぁ〜と、思いきや、
宿泊・島全体のブリーフィング。書類。荷物を部屋に。
そして先に昼食。スープがめちゃめちゃ旨かった(^.^)!が、しかし・・・・・。

まずは、チェックダイブ、ポイントはロング・ジェッティー。
皆でマスク・クリアー、レギュレーター・リカバリーの練習をしていきましたが、
別に何もなし。
長い桟橋の先までタンクを運んでくれたので楽だった。
砂地にサンゴの根が点在するポイント。
ゆったりモードで水深も浅くチェック・ダイブにはうってつけであった。



ガイドのリオ!
2本目、カシムラポイント。スロープに色々な魚、メラネシアン・アンティアス。
私のホーム・ゲレンデ?、
フィリピンでは普通に見える魚ですが、違う所で見るとまた新しい感激があります。
カニハゼを発見してタンクを鳴らしたら、
わぁ〜と寄ってきて皆でパシャ・パシャ。私は写真ない。 
本日はここまで。後はシャワーを浴びて島をぷらぷら。
でも本当に1周5分なんです。

自動小銃を持ったマレーシア海軍の軍人が、警護います。
通ると微笑んでくれたり、手を上げてくれたりしますが、
持っている自動小銃を見ると、そういう世界とは無縁な私は、複雑な感情になっていました。
軍隊に守られながら、ダイビング??・・・・・・・

食事はドラ?を鳴らして教えてくれますが、
2回ぐらいしか鳴らさないし、音も小さいです。
宿泊客はT‘sメンバー以外にマレーシア人インストラクター+OWD講習の高校生?。
うるさい、マレー系チャイニーズ数人(ここまで来て、マージャンするなよなぁ〜!)。

さぁ〜夕食だぁ〜!ビールだぁ〜!ビュッフェスタイルで品数も結構ある。
ゆっくりビールを飲んでいたら、あまり残っていなかった。
黒霧島(芋)1L・
泡盛古酒40度・麦焼酎1本を持っていきました。
その時は(最初の夕食時)、誰がそんなに飲むんやぁ〜と皆に言われましたが・・・・・・。

LOGを付けたり、飲んだり・飲んだりでロッシュリーフの夜は更けていき、
一人抜け、二人抜けで自然散会となりました。
PM10:00までは、女の子が一人居てくれています。
名はエッサ。フィリピーナ。BOHOL出身。

めちゃかわいい!!毎回食事が楽しみになった。

後で分かった事なのだが、
コタキナバルからはクアラルンプールへ行くよりも、フィリピンの方が近い。
人件費もフィリピン人の方が安い。

3日目、1本目ポイントはBUS・STOP(今回1番気に入ったポイント)、
廃車のバスを沈めて漁礁にしてある。
当然魚影も濃く、アカククリを始めいろいろな魚が楽しませてくれた。
そこから流れに乗って行くと、バラクーダの大群!!もう1Mより近づいて・・最高\(~o~)/!

バスとは反対方向に浅場へ流して行くと、
そこはお花畑、桃源郷(シャングリラ)表現する言葉が無いぐらいの所だった。
ハードコーラル・ソフトコーラルが何種類も入り乱れ
この世のものとは思えないぐらいスバラシイ世界だった。
先の方まで流した人だけが味わえた最高の一時であった。

2本目、MID・CORAL。急な斜面にサンゴ・穴・ガレ場があるポイント。
アロナビーチのショート・ドロップオフみたいな感じであった。
サロンパスがあちこちに、けっこう浅いところに。
20M付近でハタタテを見つけ写真をと思いカメラを向けピントを合わせたら?、
色が違う、何かおかしい。自分の目で見る。
あぁ〜アケボノだぁ〜!斜面にいる。よく見ると2匹。ペアー。
今度は、先に写真。
それからタンクを鳴らし、ボードにアケボノと書いて師匠に見せました!
ニチリンも雰囲気で!

シャワーを浴びてさぁ〜昼食。今回最高の食事(私的)であった。
薄味の中にも野菜・肉のエキスがしっかり出ていたラーメン。旨かった!胃にやさしかった。
1時間ほど昼寝?。
3本目。VIKING。沈船ポイント。

結構流れがある。砂地を進む。ブルースポッティドスティングレー。そして
柄の付いたテンスがひらひら。

その先に沈船。クタゴンベ・コガネアジ・マダラタルミの幼魚・・・・。
ずぅ〜と同じ水深に長くいるのでここはDECO注意!帰りも砂地を這って帰るから?

4本目、ロング・ジェッティー。サンセッットダイブ。
ミズタマハゼ・ウミウシたくさん。セルフダイブ、
水中地図もあるし、師匠もいるし、ましてガイドロープが張ってある、
水深も浅いし流れも無いし・・・・
だんだん暗くなって来たので早く退散?
最後の人が上がって来るまで20分以上待った。

少し寒気がする?困った・困った。 さぁ〜夕食だぁ〜!ビールだぁ〜!

適当に器材を洗って・干して、シャワー。
記念潜水、吉田みのりさん100本、
川口和子さん150本(ほぼ同じ時期に始めました)おめでとう!!!

パチ・パチ・パチ・・・。などをしながら夕食、LOG,宴会と続きました。

何故か体調がおかしい?飲めるけど、おかしい?11時ごろお先に退散。
暴酔!

4日目、1本目、サンライズ・ダイブ。ロングジェッティー。
AM6:14エントリー。眠い・しんどい。でも、海に入ると快調だ。
バファローフィシュ・ガーデンイール・オビテンスモドキ。
上がると寒気、気分が悪い(船酔いみたいな感じ)。
朝食を抜いて少し寝る。

2本目、またもVIKING。
ブリーフィングで昨日の船以外にエントリーポイントから見ると左側に
もっと大きな船があります。今日はそちらに行きます。
気分が悪い。エントリー。何〜!そっちじゃない、左やぁ!
ガイドさんの後をついて大きな船の方へ。流れが強い。後ろを見ると2人だけ?

進む、ガイドさん気が付く。私に先に行け、見てくる。
進む。帰って来た、誰もついて来ていないみたい。
一人で行け、BIG・BOATと書いた。

2倍以上大きな船、透明度悪い。
少し見て、流れに乗りながら、コンパスを見ながら、目印を確認しながら帰りました。
船の周りに皆楽しそうに写真パシャパシャ。お〜いブリーフィング、聞いとけよ!DECO注意!

上がる、吐きそう。酔止を飲む。少し寝る。
ダイビングはもうキャンセル?

3本目、BUS・STOP。好きなポイント。
体調少し回復!水の中に入れば問題なし。
カスミアジ・ワヌケヤッコ・・・・・。浅場サンゴ最高!

昼食、ゲストがT‘sだけになった。ゲストが少なくなると品数が減ります。
それと、同じ料理がでてきます。カップヌードルを食べ、寝る。

4本目、Robster・Rock。斜面のポイント。
ツバメウオ・アオマスク・シグナルフィシュ・・・・。   
水温29.5℃。透明度15M。ラスト・ダイブ。

また、少し寝る。・・・体調回復!飲むぞぉ〜〜〜〜!!!

何〜!酒が〜!ほとんど残っていない!
師匠・まるちゃん、なにすんねん!
昨日何時まで飲んでたん?はい、無くなるまで。
ほんと、泡盛がほんの少しだけ残っていました。
まぁ〜いいか、ビールがある。食って・飲んで・しゃべって・騒いで・・・・
打ち上げ宴会は続きました。明日は帰るだけ。
暴睡

5日目、器材を片付け、パッキング。
記念撮影。あまった食料をエッサちゃんにあげて。

昼食。帰る日は、最高の天気!
海の色も違います。空の青さも違います。
少しずれていたら・・・・・。もう少し透明度が良ければ。

海は生き物、自然も生き物、またの日もある。
ロシュリーフの人々は、素朴ででしゃばらず、
すばらしいホスピタリティーで我々を迎えてくれました。
ありがとう!THANK YOU!SEE AGAIN!

また、また、同じスピードボートでタワウまで帰る、
もう変なオチいらんでと師匠と話をしながら、ロシュリーフに別れを告げました。
順調に進み桟橋があと少しで見える所で、止まりました、ボートが。
ほんまこのオチだけはかんべんしてほしかった。
子供用の三輪車を積んだ、めちゃ小さいボートに引っ張ってもらい、
泣き泣き帰り着きました。
タワウの空港で荷物を預け(着替えは持って)(関空まで荷物はスルー)、
少しお買い物。コタキナバル到着。
迎えの車でホテルへ。トランジットの時間が長いので、ホテルを用意していただいた。
ビバリーホテル、2年前使ったホテル。
荷物を置いて直ぐに夕食へ。

海鮮料理の屋台村へ。
呼び込みが激しい、雨がだんだんひどくなって来たので奥の方へ。
ビールを注文して、いざ海鮮の品定め。
伊勢海老・エビ・さかな(ハタ)・・・を選ぶ。

任していたら大変、100Gの値段をしっかり確認、
そして計量(ザルの重さも引いてもらう)。
香港・台湾・韓国で経験済み。
やきそば・やきめし・野菜いため(全てマレー風中華料理)。
ワインも4本ビールもいっぱい!
隣のテーブルの大阪のショップのグループがあきれかえっていた。
潜酔士のT−シャツを見てその通りと笑っていたのが、面白かった。
T‘sのメンバーは酒飲みだぁ〜!!

めちゃめちゃ飲んで、食ってホテルに帰りしばし睡眠。

コタキナバルの空港で最後のお買い物。

MH050便、AM00:50発、AM6:30関空着。

無事、T‘sメンバーは元気に関空に帰ってきました。
ツアーの成功を祝して、1本締めで今回のツアーも無事終わりました。

次は何処に連れってくれるのかなぁ〜!!

反省、風邪で体調が悪く皆に心配をかけた。
体力の無さを痛感した、体を鍛えなければ!

スクワットと腕立てをしようと思った、今日この頃です。